関西学院高等部バスケットボール部は「全国への挑戦」というチーム目標のもと、下記の5つを「プレーの5本柱」とし、それらの徹底、かつクリエイティブな活動を通して“KGバスケットスタイル”を日々アップデートしています。
「強靭なフィジカルバスケット」
日々のトレーニング、適切な栄養補給による緻密な体づくりによって、全国の相手を圧倒できるような強靭なフィジカルを作り上げます。
ストレングストレーナーや、栄養士の方の指導の下、計画的なウエイトトレーニング、日々の食事、補食の効果的な摂取、その他各自が工夫して栄養実践をおこなっています。コロナ禍においては、自宅トレーニングの質にもこだわっています。
また「フィジカル班」を中心に日々の体重管理や定期的な実践報告会によって、ハードな練習を行いながらも確実にフィジカルアップを進め、関学のカラーであるコンタクトに強いオフェンス、圧力のあるプレッシャーディフェンスに生かしています。
「プレー中、絶えないコミュニケーション」
バスケットボールに欠かせないコミュニケーションをより質高く、レベル高く行うため、日々の練習の中から自発的、能動的に発信するコミュニケーションを重視しています。練習中は学年関係なく、下級生も常に意見を発信することが求められます。
関学がめざす早い展開のバスケットの中でも常に的確に状況判断を行い、絶えず発信をすることで攻守ともに連携を高め、全国レベルの相手と対峙する際の緻密なチームプレーへと繋げます。
またコロナ禍においてはオンライン上でのミーティング、アプリを使用した情報共有等も積極的に行い、オフコートでもリモートにて活発な交流が絶えず行われています。
「強く、鋭い、ハイペースな関学バスケット」
チーム名：LIGHTNIGSの由来でもある「雷撃のようなスピード感ある関学のプレースタイル」のもと、40分間ハイペースなバスケットボールを展開します。そのために必要な走力、体力、アジリティ、集中力を日々養い、1試合を通してラリーの強度を落とさず「粘り勝ち」できるようなタフネスさをめざします。
日常では穏やかな気質の生徒が多い関学生ですが、コートの上ではアグレッシブに、アップテンポに、常に自分たちから仕掛け、相手に主導権を渡さないハイスピード、ハイペースなバスケットスタイルを徹底して追求していきます。
「自チームと相手チームの分析、準備力」
関学の特徴の一つは物事を計画的に進めていく準備力。その強みを生かして、日々自チームの分析やデータの集積、対戦相手チームの研究や対策を「アナリティック班」を中心に取り組んでいます。集められた情報は高校生スタッフや大学生コーチを中心に整理、一元化され、全体にフィードバックされます。
それらを以って、練習メニューの修正や対戦相手への対策、個々の自主練習の改良など、根拠のある活動へと繋げていきます。また関学ならではのICT環境の充実を生かし、それらを駆使した自発的なミーティングが随時行われています。
「攻守の境目がないシームレスバスケット」
関学がめざすのは、攻撃的なディフェンスから1番～５番までが走り切る速い展開のバスケット、また洗練されたオフェンスからの切り替えの早いディフェンス。これらは全てが一連の流れの中で、攻→守、守→攻が継ぎ目なくシームレスに展開されます。
文武両道を体現する関学ならではのバスケットの理解力、頭の切り替えの早さ、そしてコミュニケーションの活発さを生かし、全国のチームと渡り合うためのスムーズで流れの止まらないバスケットを展開します。
